なじみの“顔” 3両仲間入り ポッポの丘(いすみ) 「113系」2種と「183系」

 観光施設「いすみポッポの丘」(いすみ市)は、県内の通勤、通学の足として長年活躍してきた鉄道車両など計3両を一挙に設置した。いずれも房総とゆかりがあり、“なじみ深い顔”と再会できる。

 設置したのは、特急列車として総武本線などを走った国鉄183系1両と、内外房線などを持ち場にした同113系2両。いずれも先頭部分を長さ7メートルだけ残してカットされている。

 183系は赤とクリーム色。113系は青とクリーム色に加え、引退走行時に塗り替えられた東海道本線用の緑とオレンジ色の2種類が見られる。

 3両は1972年~81年に製造された。一線を退いた後、鉄道ファンが保存していた。鉄道ファンからの「置き場所を提供してほしい」との要望に同施設が応え、レトロ車両が続々と集結する「ポッポの丘」の仲間入りを果たした。

 同施設は2011年、レトロ車両を鶏卵や鉄道グッズの売り場などに改装して開業。地元のいすみ鉄道をはじめ、全国の鉄道会社から譲渡された車両が並ぶ。車両の設置は、昨冬に加わった千葉都市モノレールの2両以来。今回で計20両がそろった。

 村石愛二社長は「地元を走っていた車両。懐かしいとお客から喜ばれている。勇姿を見てほしい」。問い合わせは同施設、電話0470(62)6751。


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