妊娠相談、居場所提供も 千葉県内初、柏市が支援窓口 孤立や不安に寄り添う 太田和美市長「安心して出産迎えられる環境を」

「にんしんSOSかしわ」で相談や食事などに利用される部屋。施設の看護師らと安心して出産できる環境を整える=柏市(市提供)
「にんしんSOSかしわ」で相談や食事などに利用される部屋。施設の看護師らと安心して出産できる環境を整える=柏市(市提供)

 柏市は、予期せぬ妊娠や妊娠後の孤立などの相談を受け付け、宿泊などの居場所提供も可能な連絡窓口「にんしんSOSかしわ」を設置したと発表した。市内で産後ケア事業を営む一般社団法人「ゆりかご」に運営を委託、同法人の社会福祉士や助産師らが相談や支援に当たる。市によると、妊娠に関する相談は県も電話などによる専用窓口「にんしんSOSちば」で対応しているが、居場所提供まで含めた窓口は県内初という。

 窓口では、妊婦や産後の女性たちからの相談を受け通 ・・・

【残り 382文字】



  • Xでポストする
  • LINEで送る