2024年5月9日 05:00 | 有料記事

旧但馬家住宅で小松さん(手前)とともに各種体験をするドイツ人女性=佐倉市宮小路町

素掘りの深井戸などで当時の生活様式を再現している侍の杜。奥には武家屋敷が連なっている
江戸風情の残る佐倉市の旧城下町で多くの観光客を引き付けるのが、美しい竹林が左右を囲む幻想的な小道「ひよどり坂」。かつて佐倉藩士も駆け抜けたという約100メートルの坂を登り切ると、当時の住宅が連なる武家屋敷群が見えてくる。市内に点在する屋敷のうち5棟が集積し、その規模は関東最大級。小道から土塁と生垣の通りに歩みを進めていると江戸時代にタイムスリップしたかのような気分が味わえる。
江戸を支える重要拠点都市として位置付けられた佐倉の城下町地区には、洋学振興の象徴ともいえる医学塾「佐倉順天堂」や最後の藩主・堀田正倫の住んだ旧堀田邸・庭園など名跡が点在。中でも武家 ・・・
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