房総通リズム春の観光特集2024

館山に道の駅16日オープン 千葉県内30番目「グリーンファーム館山」 体験型、野菜収穫や手ぶらバーベキュー

16日に開業する道の駅グリーンファーム館山の外観。田園風景と調和するような落ち着いた色合いが特徴=館山市
16日に開業する道の駅グリーンファーム館山の外観。田園風景と調和するような落ち着いた色合いが特徴=館山市
館山で取れた新鮮な野菜や果物、加工食品が集まるマーケット=館山市
館山で取れた新鮮な野菜や果物、加工食品が集まるマーケット=館山市

 館山市が「食のまちづくり拠点施設」として整備を進めていた道の駅「グリーンファーム館山」が16日、開業する。地元の農水産物や加工食品が集まるマーケット(直売所)に加え、季節の野菜や花を収穫できる広大な農園、開放的なバーベキューエリアなどを整備。五感で楽しむ体験型の道の駅として、年間約40万人の集客を目指す。

 基幹農道の安房グリーンラインと国道128号が交わる市有地に建てられた道の駅は木造平屋建てで、敷地面積は2万2905平方メートル。2022年10月に着工し、昨年8月に県内30番目の道の駅として登録を受けた。

 外観は、田園風景と調和するような落ち着いた色調が特徴。施設内のマーケットでは、地元で収穫された新鮮な野菜や果物に加え、老舗菓子店「房洋堂」とコラボした限定商品「花まるタルト」を販売する。

 「須藤牧場」や「TATEYAMA BURGER(タテヤマバーガー)」など飲食テナントも充実。袖ケ浦市の人気店「のうえんカフェ」が安房地域に初出店し、館山産イノシシを煮込んだボリューム満点のシチューなどを提供する。

 約4千平方メートルもの広大な農園では今後、旬の野菜や花を栽培。収穫をはじめとする農作業体験を通じ、来訪者に館山の自然の恵みを五感で体感してもらう。この他、調理機能を備えたキッチンスタジオや手ぶらでも楽しめるバーベキューエリアなどを設けた。

 「丸高ライフエナジー」(館山市)を中心に構成する特別目的会社「ロードサイドステーション館山」(高橋幸丸社長)が施設設計から整備、運営までを一体的に担う。整備費は約7億6千万円。実業家の前澤友作氏(48)から送られた寄付金で創設した「前澤友作館山応援基金」から約3億5千万円を拠出した。

 プレオープンには、市内から多くの家族連れが来訪し、地元の新鮮な野菜や加工食品、生シェイクを買い求めていた。北下拓宏駅長(42)は「予想以上のお客さまが訪れ、手応えを感じている。体験に特化したこの道の駅を通じて、地域の皆さんや観光客に館山の魅力を一層知ってもらいたい」と話している。

 営業時間はマーケットが午前9時~午後5時、のうえんカフェが午前10時半~午後4時半。駐車場やトイレは24時間利用可能。問い合わせは同道の駅(電話)0470(29)7015。


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