「食の街」船橋PR 地野菜料理や酒に舌鼓、観光名所巡りも 街歩きツアー試行

居酒屋で、小松菜が入ったハイボールの味を楽しむ参加者=船橋市
居酒屋で、小松菜が入ったハイボールの味を楽しむ参加者=船橋市
赤ちょうちんの提がる飲食店街を歩く参加者たち=船橋市
赤ちょうちんの提がる飲食店街を歩く参加者たち=船橋市
船橋の野菜をソースに使ったオムカレー
船橋の野菜をソースに使ったオムカレー

 船橋市の観光名所を歩いて回り、地元の名産品を楽しむ「都市型フードツアー」が、JR船橋駅周辺で開かれた。船橋大神宮や老舗呉服店を巡った参加者は、おなかがすくと飲食店街に繰り出し、小松菜、ニンジンといった地元野菜を使った酒や料理に舌鼓を打った。このツアーは船橋市観光協会が試行した。「食の街・船橋」を訪日外国人や国内の旅行者に売り込むため、定番ツアー化を目指す。

 都心や成田空港からのアクセスが良い船橋。同市観光協会は「赤ちょうちん」など日本らしさを感じる居酒屋や、神社が駅周辺に立ち並ぶ街の魅力にも着目した。地方へのインバウンド(訪日観光)誘客や観光消費を促進するための観光庁の補助金を活用し、このツアーを企画した。

 今回は県内外から40~60代の男女5人が参加。夕方にJR船橋駅に集合し、まず市内の「船橋ビール醸造所」へ。ここで作られたクラフトビールを味わった。

 その後、徒歩で徳川家康ゆかりの船橋御殿跡や、船橋大神宮などを回った。ボランティアガイドの解説を受け、地元の歴史を満喫。創業約150年の森田呉服店では、手ぬぐいなどのお土産を購入した。

 街歩きを終えると、晩酌と夕食へもう一巡り。地元の名産を多く取り扱う「居酒屋一九 南口本店」では、小松菜が入ったハイボールを味わった。青汁のような真緑色に驚いていた参加者たちも、意外な飲みやすさに感心。初対面同士でも話を弾ませた。

 締めくくりは、オムライスが全国コンテスト1位に選ばれたこともあるレストラン「hygge(ヒュッゲ)」。自慢のふわふわオムライスに船橋のニンジンや梨、小松菜が具材のカレーをかけた限定メニュー「オムカレー」を頬張った。

 東京都葛飾区から参加した男性(62)は「夜の神社が幻想的。来てよかった。オムカレーはニンジンの甘さを感じた」と満足。白井市の男性(67)は「船橋に来ることはあっても意識的に歩くことはなかったので楽しかった。小松菜ハイボールはおいしかった」と笑顔で一日を振り返った。


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