幅広くあり方考えよう ローカル線鉄道の今後 JR東日本「線区別収支」掲載の県内路線・区間 【千葉地理学会連載 おもしろ半島ちばの地理再発見】

上総亀山駅のホームと列車
上総亀山駅のホームと列車

 2022年11月、JR東日本が21年度における利用の少ない線区別収支を発表しました。平均通過人員が19年度実績で1日2千人未満の線区を掲載対象線区とし、35路線66区間が対象です。赤字合計額は679億円に上ります。千葉県域では3路線4区間が挙げられています(表)。

 JR東日本ではこの開示を「地域の方々に現状をご理解いただくとともに、持続可能な交通体系について建設的な議論をさせていただくため」としています。ですが、このまま何も処置せずにいることはできない状況なのは明らかです。

 収支が一番悪いのは久留里線の久留里-上総亀山間です。営業係数(100円の運輸収入を得るのに要した営業費用)1万9千円以上、収支率0・5%という数値は今回発表区間の最低レベルとなっています。日本国有鉄道(国鉄)か ・・・

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