物流倉庫3棟目「MFLP船橋III」完成 緑地開放、ふなっしー遊具も 三井不動産

完成した大規模物流倉庫施設の3棟目「MFLP船橋III」。手前は一般開放される緑地帯=30日、船橋市浜町2
完成した大規模物流倉庫施設の3棟目「MFLP船橋III」。手前は一般開放される緑地帯=30日、船橋市浜町2
天井が高く、広い建物内
天井が高く、広い建物内

 三井不動産は、船橋市浜町で展開する大規模な物流倉庫施設の3棟目「三井不動産ロジスティクスパーク(MFLP)船橋III」を完成させ、30日に報道関係者らに公開した。地上8階建て。延べ床面積は約27万平方メートル。コロナ禍や環境に配慮した最新設備を用意し、既に約8割の入居が決定。7月から稼働する。地域住民らに開放する併設の緑地には船橋市の非公認人気キャラクター「ふなっしー」の遊具もお目見え。これで8年かけ、船橋オートレース場の跡地などを活用した一連の施設が完成した。

 同社によると、稼働済みで2016年完成の1棟目と19年完成の2棟目も合わせたMFLP船橋全体の延べ床面積は約70万平方メートル。

 MFLP船橋IIIは19年秋に着工。高天井の倉庫部分は各階が約2万7千平方メートルと業界最大規模の広さ。全階に空調と、人を感知するLED照明を完備。出入り者の車番・顔認証システムや72時間対応の非常用発電装置があり、免震構造。水害対策で地盤をかさ上げした。普段の電力に充てる太陽光発電装置も備える。

 倉庫で働く人向けのオフィスや共用エリアも充実。見晴らしの良いテラスやラウンジのほか、屋外に専用の余暇施設を確保した。コロナ禍に対応し、エレベーターのボタンや発券機は非接触型を採用。体温測定カメラも入り口に設けた。

 既に通販会社や製造・流通会社の入居が決定。7月1日から使用する。建物の外観は凝った意匠。中身と併せて入居従業員の満足度を上げ、周辺の街づくりとも調和し、長期・安定的な稼働を図る。一帯は京葉道路や東関東自動車道のインターチェンジ、湾岸道路に近く、交通利便性は高い。

 屋外に併設した緑地帯は約2万平方メートル。ふなっしーの遊具がある公園部分なども含めて7月2日から午前7時~午後7時に一般開放するという。コロナ禍が収束すればイベントを開き、にぎわい拠点にもしたい考え。緑地帯の一角に昨年12月、通年型アイススケート場が先行開業している。

 JR京葉線の南船橋駅が最寄り駅。家具店の「イケア」や三井不動産が運営する商業施設「ららぽーと」に隣接している。


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