2020夏季千葉県高等学校野球大会 あの瞬間を捉えた写真も多数
新型コロナウイルス情報

オンラインで内定式 地場産品郵送し懇親会も 千葉県内企業、コロナ時代の活躍期待

ビデオ会議システムを使った入行式で今春入行の行員にあいさつする梅田頭取=1日、千葉市美浜区の千葉興業銀行本店
ビデオ会議システムを使った入行式で今春入行の行員にあいさつする梅田頭取=1日、千葉市美浜区の千葉興業銀行本店
オンライン内定式後の懇親会で地場産品を紹介し乾杯する京葉銀行の渡辺人事部長=1日、千葉市中央区の同行千葉みなと本部
オンライン内定式後の懇親会で地場産品を紹介し乾杯する京葉銀行の渡辺人事部長=1日、千葉市中央区の同行千葉みなと本部

 千葉県内主要企業は1日、来春入社を予定する学生の内定式を開いた。例年は数十人~数百人規模の学生を本店などに集めて行っているが、今年は新型コロナウイルス感染防止のため初のオンライン開催が目立った。事前に県産品を学生に郵送して遠隔で懇親会を催した企業もあり、各社はコロナ時代の新常識に対応する活躍を期待した。

 千葉銀行では199人がオンライン内定式に参加。稲村幸仁副頭取は「アフターコロナやいわゆるニューノーマルを見据え、銀行の常識を覆すようなビジネスの創造と提供で顧客体験の向上を図る。新しい時代の千葉銀行を一緒に創造してほしい」と期待した。

 京葉銀行は、午前と午後に分かれて計86人が自宅からオンラインで参加した。小坂裕巳常務執行役員は新型コロナを踏まえ、「苦境を強いられている中小企業や事業主が多くいる。こうした時こそ地域金融機関は顧客に寄り添い、地域経済を支える役割を果たさなければならない」と呼び掛けた。

 同行は内定式の後、10人前後のグループに分かれてオンライン懇親会も開催した。県産落花生の新品種「Qなっつ」や南房総産のレモンを使ったチューハイなど取引先企業が手掛ける県産品を事前に郵送し、人事担当職員が商品の特徴を説明しながら交流を深めた。乾杯の発声をした人事部の渡辺聡子部長は「(コロナ禍の)厳しい環境の下で就職活動をやり遂げた経験は、社会人生活の貴重な財産になる」と活躍を鼓舞した。

 オンライン内定式に合わせて千葉興業銀行は、新型コロナで初めて延期していた今年の入行式も開催した。本店や各支店にいる73人がビデオ通話システムで参加した。

 梅田仁司頭取は「4、5月が在宅勤務になり、支店での勤務期間が短縮され不安を抱えている人が多いと思う。どんなことも成長の糧にしてほしい」と激励した。船橋支店の石井詢也さんは「在宅勤務中は不安もあったが、地域に根付いた銀行になるよう新たな気持ちで励みたい」と抱負を述べた。入行式の後の内定式には63人が遠隔参加した。

 イオンリテール(千葉市美浜区)では約400人の学生がオンライン内定式に参加。東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランド(浦安市)の内定式もオンラインで行われ、66人が期待と不安を胸に意欲を新たにした。

 一方、千葉信用金庫は、千葉市中央区内のホテルに56人を集めて内定式を開催。密集を避けるため、例年の3、4倍の広い会場で出席者の間隔を空け、事務説明を省略して開催時間を短縮した。説明は2日にオンラインで行う。人事部の担当者は「直接会う方が意識付けが違う」と説明した。


  • LINEで送る