サイクル電車、ぐっと便利に 4月から千葉、津田沼駅停車 シーズン向け降車駅も増 JRのB.B.BASE

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4月から千葉駅、津田沼駅にも停車する「B.B.BASE」=昨年12月、東京都墨田区のJR両国駅

 春の本格的なサイクリングシーズンに向けて、JR千葉支社は4月から、両国駅と房総を結ぶサイクリスト向け専用列車「B.B.BASE(ビー・ビー・ベース)」の運行について、千葉・津田沼両駅からも乗車可能にするほか、降車駅も増やすなど大幅に見直す。寄せられた要望に応えたもので、利便性や魅力を高め、より多くのサイクリストを取り込む考えだ。

 B.B.BASEは「房総バイシクルベース」の略称で、自転車を解体せずそのまま持ち込んで乗車できるのが特長。両国駅と房総地域間で、土日に往復各1便を運行。週替わりで内房・外房・佐原・銚子方面へサイクリストを運ぶ。6両編成で定員99人。全席びゅう旅行商品として販売している。

 1月6日から運行を開始したが、1・2月は寒さや降雪などの影響で、利用は「目標とする数字にはまだまだ」(西田直人支社長)の状況。暖かくなると見込まれる3月以降は予約が伸びているが、さらに利用を増やすため見直しを図る。

 4月からは津田沼、千葉両駅にも停車。両駅での乗車では自転車の解体が必要となるものの、千葉県内サイクリストはぐっと利用しやすくなる。また、鴨川市周辺でサイクリングを楽しみたいとの声を受け、外房ルートではこれまでの終着駅である勝浦駅に加え、安房鴨川駅にも停車する。

 従来の日帰り(往復利用)、宿泊コースに、片道利用のコースを新設。より自由に行程を組むことができるようになる。また、日帰りコース(往復・片道とも)は2日前までの予約が必要だったが、4月からは空席がある場合、前日まで受け付ける。

 このほか、フリースペースとなっている4号車で3月から、飲料やスナック菓子などの車内販売を行う。

 西田支社長は「認知度は少しずつ上がってきている。(自転車専用列車は)支社として初めてのトライ。ご意見をいただきながら育てていきたい」と意欲を語った。