路線価4%上昇 11年連続増 県庁所在地別、千葉駅前が全国1位 2010年以降伸び幅最大

 国税庁・東京国税局は1日、相続税や贈与税の算定基準となる今年1月1日現在の路線価(主な道路に面した土地の評価額)を公表し、県内では約1万8千の継続調査地点の平均が前年比4・0%上昇した。11年連続で上昇し、比較が可能な2010年以降で最大の伸び幅となった。県庁所在地別最高路線価の対前年変動率では、千葉市中央区富士見2の千葉駅東口駅前広場が14・9%上昇し、全国1位となった。駅前の再整備が進み、商業地としての求心力が高まっていることが要因とみられる。

 継続調査地点は建物敷地となる民有地。県内平均の対前年変動率は13 ・・・

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