房総通リズム春の観光特集2024

「陸の孤島」から観光都市へ 地域ブランド確立に貢献 【解けない魔法 東京ディズニーリゾート30周年】(1)千葉の「象徴」 (2013年4月2日付千葉日報)

今月15日で開業30周年を迎える東京ディズニーリゾート=浦安市舞浜
今月15日で開業30周年を迎える東京ディズニーリゾート=浦安市舞浜

 横から見ると千葉県の形をしている県のマスコット「チーバくん」は、舌をぺろっと出した表情が愛らしい。この「舌」は市域の4分の3を埋立地が占める浦安市を表し、東京ディズニーリゾート(TDR)は、ちょうど舌先辺りにある。

 面積は17・3平方キロと県内30市町村で最小。しかし人々の訪問先としてはトップに君臨する。ちばぎん総合研究所が昨年10月に全国3千人を対象に実施した調査で、浦安市に「行ったことがある」と答えた人は全体の64・7%。15倍の面積を擁する県都・千葉市に8・7ポイントの差を付けた。

 理由はもちろんTDRだ。同調査の「行ったことがある千葉の観光地」との質問ではTDRが80・2%と、2位の成田空港(62・2%)を圧倒した。

 もしも小さな舌がなかったら、チーバくんの愛らしさは半減してしまう。同様に、もしもTDRがなかったら、地元への影響は計り知れない。

    ◇

 千葉や浦安と言えば東京ディズニーランド(TDL)-。1983年4月の開園から30年がたち、こうしたイメージが確立してきた。

 「ただ、当時はどうなるか想像 ・・・

【残り 1137文字】



  • LINEで送る