忠臣・道灌を尊敬 南総里見八犬伝(16)

 享徳の乱や長尾景春の乱などを通し、扇谷(おおぎがやつ)上杉氏の臣として戦い抜いた忠臣・太田道灌(どうかん)は、古河公方・成氏(しげうじ)と、幕府から派遣された堀越公方との間に和睦が成立した後は、主君・ ・・・

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