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『ビルマの竪琴』の国へ ミャンマーへの旅(1) 【鳥光宏の旅と文学】(33)

2026/1/3 5:00 (4/16 23:14更新)
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 「僕もダラの光景は焼き付いています。また忘れられない光景を鳥光さんと見に行きたいです。引き続きよろしくお願いいたします」。友人の久田恵大(ひさだ・やすまさ)氏から送られてきたかつてのメッセージが懐かしい。

 2014年2月、私はミャンマーの旧首都・ヤンゴン国際空港に降り立った。現在のミャンマーは、かつてビルマと呼ばれていた。軍事政権と民主政権が入れ代わり立ち代わり樹立されては崩壊し、また樹立される。民衆の生活も安定しない。

 あの『ビルマの竪琴』という本の中で、日本人がビルマの人びとと深く心をつなげていった、そういう国であり、そして今でも親日国だと聞いていた。私の読んだあの本は、たぶん子供向けに書かれ...

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