開庁を1時間短縮 鴨川市、午後4時半までに 来年1月から、働き方改革の一環

鴨川市役所
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 鴨川市は、職員の働き方改革の一環として、市役所本庁舎などの開庁時間を来年1月5日から1時間短縮すると発表した。現行の午前8時30分~午後5時15分から、午前8時45分~午後4時30分に変更する。

 対象施設は本庁舎のほか、ふれあいセンター、天津小湊支所(教育委員会含む)、各出張所。毎週火曜に設定している「延長業務」は午前8時45分~午後7時までとなる。

 市によると、市民生活課窓口の整理券発行人数を調査したところ、午前8時30分から9時までの利用者は1日平均5・1人、午後4時30分以降は2・7人。午前9時~午後4時30分は80・3人だった。

 利用者の比較的少ない時間帯を短縮し、職員の勤務準備や片付けの時間を確保することで、恒常的な時間外勤務の解消やミス防止につなげる狙いがあるという。

(島津太彦)


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