「思い届いた」「甲子園でもVを」 歓喜に沸く市船橋スタンド 卒業生や保護者も感無量 両校ナインの奮闘たたえる 第107回全国高校野球選手権 千葉大会 最終日

優勝が決まった瞬間、抱き合って喜ぶ市船橋のマネジャーら=27日、千葉市美浜区のZOZOマリンスタジアム
優勝が決まった瞬間、抱き合って喜ぶ市船橋のマネジャーら=27日、千葉市美浜区のZOZOマリンスタジアム
劇的な市船橋3年ぶりの優勝に、チアリーダーも歓喜の涙を流した=27日、千葉市美浜区のZOZOマリンスタジアム
劇的な市船橋3年ぶりの優勝に、チアリーダーも歓喜の涙を流した=27日、千葉市美浜区のZOZOマリンスタジアム

 昨年の雪辱を果たし、3年ぶりに全国切符を手にした市船橋の応援席は歓喜で沸き立った。27日にZOZOマリンスタジアム(千葉市美浜区)で行われた第107回全国高校野球選手権千葉大会の決勝は、市船橋が8-7の延長逆転サヨナラ勝ち。昨年同じ延長戦に泣いた卒業生も「とにかくうれしい」と感無量。「思いが選手に届いた」。生徒や保護者らは、甲子園でもさらに力強い応援でナインの背中を押す。

(平嶋奏葉)

 吹奏楽部やダンス部も駆け付けた市船橋応援席。手にしたメガホンや身に着けたTシャツで一塁側スタンドはチームカラーの緑色に染まった。チャンスの場面を迎えると、大一番の定番曲「市船ソウル」が球場に響き渡った。

 吉崎大惺選手の左越え本塁打などで追 ・・・

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