2025年7月25日 05:00 | 有料記事

子ども食堂の開催日にラーメンを食べる子どもたち=7月、千葉市中央区の幸福軒

子ども食堂を開いている幸福軒店主の小黒さん(左から2人目)と従業員

「ごはんがないときはこうふくけんにきてね」「おかねがなくてもだいじょうぶ!」。幸福軒の店の前にはおなかをすかせた子どもたちに向けた張り紙がある
子どもたちにご飯を無償や安価で提供する県内の子ども食堂の数は、県によると2021年度の175カ所から24年度は351カ所と2倍に増えている。今や地域に欠かせない存在の子ども食堂だが、現場を取材すると、貧困支援だけでなく、地域のつながりを生む場としての意味合いも強くなっている現状が見えてきた。子ども食堂の運営者は、民間の善意だけでは運営が苦しいとして、行政のさらなる支援を求めている。
(井田心平)
◆孤独を癒やす存在に
「ちゅるちゅる」「ずるずる」。子どもたちが夢中で麺をすする音が聴こえてくる。しばらくすると「ごちそうさまでした!」と元気な声が響き渡り、笑顔で満足げに帰って行く。千葉市中央区のラーメン店「幸福軒」は、原則毎月第3木曜日の午後5時~7時半に、子ども食堂を開いている。高校生までは無料で、子どもと一緒に来店した保護者にも300円で食事を提 ・・・
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