2025年7月11日 17:10 | 有料記事

千葉地裁
船橋市で5月、男が自分の母と妹を人質に自宅アパートに立てこもった事件で、監禁の罪に問われたこの男で無職、和田敢士被告(32)の初公判が11日、千葉地裁(小西安世裁判官)であり、被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。
公判は結審まで進み、検察側は「包丁を示し監禁して死の恐怖を感じさせ、悪質」として懲役2年を求刑した。弁護側は「真摯(しんし)に反省し、再犯の可能性もない」として執行猶予付きの判決を求めた。判決は8月14日。
検察側の冒頭陳述などによると、被告は高校中退後に住み込みの解体作業員として働いていたが、仕事を辞めて家族と同居を始めた。再就職がうまくいかなかった被告は、再就職を求めてくる家族とのコミュニケーションを避け ・・・
【残り 362文字】