日本酒の新たな価値創造 木戸泉酒造(いすみ市) 【輝く!千葉の企業 日本政策金融公庫レポート】(124)

木戸泉独特の酒母造り「高温山廃酛」
木戸泉独特の酒母造り「高温山廃酛」
看板商品「AFS」は酸味の強い濃厚な味わいが特徴(木戸泉酒造提供)
看板商品「AFS」は酸味の強い濃厚な味わいが特徴(木戸泉酒造提供)

 2024年12月、日本の「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録決定した。日本酒のブランド化により、日本酒への注目が近年高まっている。いすみ市大原に本社を置く木戸泉酒造(荘司勇人5代目社長)はJR外房線大原駅から徒歩5分、大きな酒林が目印の1879(明治12)年創業の老舗酒造メーカーだ。

 木戸泉酒造では、天然の生の乳酸菌を用いて高温で酒母を仕込む高温山廃酛で麹菌・乳酸菌・酵母菌の三つの菌がのびのび発酵する酒母造り手法を約70年以上守り続けている。「添加物や農薬、化学肥料を一切使用しない日本 ・・・

【残り 784文字】



  • Xでポストする
  • LINEで送る