市川住宅強盗、2人再逮捕 ともに監禁まで実行疑い 「報酬20~30万円の仕事」 シグナルで指示受けたか 千葉県警

監禁容疑で逮捕後、市川署に護送されてきた藤井柊容疑者(中央)=10月17日、市川市
監禁容疑で逮捕後、市川署に護送されてきた藤井柊容疑者(中央)=10月17日、市川市
市川署を出る高梨謙吾容疑者=10月18日(共同)
市川署を出る高梨謙吾容疑者=10月18日(共同)

 千葉県警は8日、首都圏で相次ぐ強盗のうち、千葉県市川市の住宅で10月17日未明に住人女性が一時連れ去られた事件で、強盗致傷などの容疑で逮捕していた内装工、高梨謙吾容疑者(21)=横浜市旭区南希望が丘=を監禁容疑で再逮捕した。監禁容疑で逮捕していた自営業、藤井柊容疑者(26)=愛知県春日井市鳥居松町1=は強盗致傷などの容疑で再逮捕した。2人は、この住居への侵入と住人女性に対する脅迫・暴行、金品強奪、監禁までの一連の行為に関与した疑いがある。

 千葉県警によると、2人とも再逮捕容疑を認めている。2人はSNSのX(旧ツイッター)をきっかけに、犯行を指示する側から秘匿性の高い通信アプリ「シグナル」へ誘導された。犯行中、シグナルの通話機能などで指示を受けていたといい、監禁行為についても指示を受けたという。

 高梨容疑者は「(報酬が)1件20万~30万円の仕事(と説明された)。詳しい内容は聞かされていなかった」と供述。藤井容疑者は「悪いことをしたやつからカネを回収する仕事と聞いて受けた ・・・

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