<柏レイソル>ネルシーニョ監督、新型コロナ陽性

J1柏のネルシーニョ監督
J1柏のネルシーニョ監督
ネルシーニョ監督不在の危機を柏イレブンはどう乗り越えるか
ネルシーニョ監督不在の危機を柏イレブンはどう乗り越えるか

 サッカー柏レイソルは3日、ネルシーニョ監督(70)が新型コロナウイルスのPCR検査で陽性反応を示したと発表した。柏は7日にYBCルヴァン・カップ決勝を控えているが、監督は指揮を執らない。

 クラブによると、ネルシーニョ監督は平熱に戻り、県内で入院中。10月31日にホームで行われたJ1清水戦を指揮し、11月1日の練習参加後に37・5度、2日に38・4度の発熱があった。2度目のPCR検査で陽性反応が示された。

 柏は2日に新型コロナウイルスの検査で陽性と診断された選手が1人出たほか、スタッフ2人に発熱症状があると発表していた。スタッフの内の1人はネルシーニョ監督で、もう1人も3日に陽性判定が出た。

 陽性と診断された選手とスタッフはともに平熱で、自主隔離中。当該選手の名前は本人の希望により明らかにしていない。今後は選手、スタッフ全員にPCR検査を実施する方針。

 また保健所から陽性の選手の濃厚接触者として選手1人、スタッフ3人が判定された。いずれも自主隔離としている。

 オンラインで会見した瀧川龍一郎社長は陽性者の行動履歴について「一般的に言われている夜の街に出ているということはない。リスクの高い行動は一切なかったという認識。感染経路は不明」と話した。

 ネルシーニョ監督は7月にJ1史上最年長監督記録を更新。リーグ中断中は自身の年齢を考慮し、外出を控えるなど感染対策には気を使っていた。リーグ再開前は他クラブとの接触を避けるため、J1で唯一対外試合を行わなかった。

 3日に開催予定だったJ1仙台-柏戦は、試合開催までに濃厚接触者を特定できていないことなどから中止となっていた。

◆7日ルヴァン決勝 指揮官不在

 柏は7日に国立競技場でFC東京とのYBCルヴァン・カップ決勝を控えている。新型コロナウイルスで陽性と診断されたネルシーニョ監督は当日不在となる。タイトル目前で試練を迎えた。

 3日、瀧川龍一郎社長は代行監督について「今後の状況を見て検討したい」と話した。2011年のJ1初優勝時にネルシーニョ監督とタッグを組んだ井原正巳氏がヘッドコーチを務めているが、濃厚接触者の可能性もありうる。

 選手、スタッフ全員のPCR検査の結果は4日昼に判明する見込み。検査結果が出るまでは活動休止。調整には大幅な狂いが生じている。

 陽性の選手名は公表されていないが、夏場に負傷者が相次いだチームに1人の離脱は追い打ちとなる。徐々に復帰し始めた選手はいるが、これまで以上に強固な団結力が求められそうだ。



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