2019年3月29日 05:00 | 有料記事
朝からうなり声が選手サロンに響いた。3月24日、巨人とのオープン戦の練習前。東京ドームの食堂で新聞を読んでいた鳥越裕介ヘッドコーチが感嘆の声を上げた。
「やっぱり違うな。これや、これやな。ウチのものはまだまだや」
読んでいたのはフィギュアスケート世界選手権の男子フリーで羽生結弦選手が銀メダルを獲得した記事だ。見出しは「正直悔しい。負けは死も同然」 ・・・
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