打ち上げ「100点に近い」井口監督 千葉ロッテ 石垣島キャンプ

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1軍キャンプを打ち上げ、室内練習場で手締めを行う千葉ロッテ選手会長の鈴木=11日、石垣市
1軍キャンプを打ち上げ、室内練習場で手締めを行う千葉ロッテ選手会長の鈴木=11日、石垣市

 千葉ロッテは11日、沖縄県石垣市での1軍キャンプを打ち上げた。雨のため室内練習場で汗を流し、正午ごろに全体練習を切り上げた。選手会長の鈴木が「この先は必ず厳しいことがあると思うが、勝つことだけを考えて頑張っていきましょう」とあいさつして手締めを行った。

 井口監督は「初日に紅白戦を行って、非常に選手の仕上がりが早かった。実戦を中心に若い選手がチームの底上げをしてくれた。100点に近い数字」と手応えを語った。1軍メンバーに入り続けたドラフト1位新人の藤原(大阪桐蔭高)は実戦練習でまだ無安打。プロのレベルの高さを感じて「もっとできるかなと思っていた」。それでも「やったことのない練習やトレーニングをさせてもらい、充実していた」と振り返った。

 平沢、安田、藤原ら若手中心のメンバーは12日、沖縄本島遠征のため新石垣空港から那覇に出発した。13日は宜野湾市立野球場でDeNAと練習試合を行う。涌井、石川、角中ら一部の主力が参加する2軍キャンプは21日まで石垣市で行われる。

◆実戦重視、求めた結果

 「涌井と石川だと思います」-。「このキャンプの『MVP』は?」と問われた井口監督は、右腕2人を挙げた。ともに1日の紅白戦で先発し、無失点。ここ数年、先発の柱を務める2人がキャンプ開幕に合わせて調整したことを示し、投手陣の士気が上がった。早期からの実戦重視を掲げる指揮官の期待に応えていた。

 12度目となる石垣島キャンプの1軍日程は、11日間の短縮日程。井口監督は異例ともいえる初日の紅白戦実施を告知し、選手には早めの仕上がりを求めた。2日からは1軍メンバーを選別し、シート打撃や台湾プロ野球ラミゴとの交流戦2試合を行った。

 米大リーグ経験がある指揮官にとって、メジャー式の実戦重視のキャンプは2年前の就任から明かしている考えだ。昨年は雨のため初日の実戦練習は行えなかったが、今年は天候にも恵まれてほぼ予定通りの練習をこなせた。

 井上、中村奨、田村ら主力に加え、昨季は2軍暮らしが続いたが、実戦で結果を残した高浜や島も遠征メンバーに選ばれた。今後は他球団との練習試合が続く。井口監督は「キャンプの成果をこれからの実戦で出してほしい」と見据えた。