2018年8月7日 05:00 | 有料記事
もうブルペンには誰も残っていなかった。1点リードで迎えた延長十二回裏。マウンドに岩下大輝投手は向かった。7月24日のホークス戦(京セラ)。プロ4年目の岩下にとってのプロ初登板はとんでもない場面で訪れた。迎えるホークスの打線は4番デスパイネから始まる強力打線だった。
「どういう心境だったのかと言われても全然、覚えていないくらい緊張しました。ただ四球だけはやめよう ・・・
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