房総通リズム春の観光特集2024

船戸のおびしゃ

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 「おびしゃ」は関東地方、特に千葉県に多く、もとは弓を射て的に当てることで、その年の豊穣を祈る行事でした。船戸のおびしゃは現在、的射は行われていませんが、古い形態を残す踊りとして伝承されています。始まりは元和年中(1620年頃)と伝えられ、柏市指定文化財(無形文化財)に認定されています。

 おびしゃの神事でお祓いと祝詞奏上が終了すると、余興として最初に行われるのが「三助踊り」です。次に「三番叟」が舞われ、最後に「おかめ踊り」が登場します。おびしゃは、新年に当番を交代し、氏子当番の人たちが準備に当たっていますが、これらの演目が終了すると、参加者全員による謡の奉納があり、続いて当番渡しという当番の引き渡しを行い全てが終了します。

【期日】1月14日(日)
【場所】船戸会館/柏市船戸1129-1
【交通】JR常磐線・東武アーバンパークライン柏駅西口又はつくばエクスプレス柏たなか駅から東武バス柏市立高校行「船戸木戸」下車徒歩5分
【問合せ】柏市生涯学習部文化課 TEL 04(7191)7414