ちばの選挙

現新の一騎打ちスタート 企業誘致や少子化対策訴え 袖ケ浦市長選告示

 任期満了に伴う袖ケ浦市長選が18日告示され、新人で元市議の福原孝彦氏(59)=自民党推薦=と現職の出口清氏(69)がいずれも無所属で立候補を届け出た。2氏はそれぞれ出陣式を開き、雇用の創出や少子高齢化対策、東京湾アクアラインに近い立地を生かした施策などを掲げ、市内に繰り出した。市政の継続か刷新かを問う選挙戦が幕を切った。

 福原氏は、自民党の浜田靖一衆院議員、地元選出の県議や多数の市議を迎え、同市のぞみ野の選挙事務所で出陣式を開いた。

 福原氏は「この8年間はもったいなかった。袖ケ浦は潜在力があるのに、県や国とのパイプがしっかりなかった」と現市政を批判した。椎の森工業団地への企業誘致や、臨海部で計画される石炭火力発電所の誘致で税収を増やすと主張。人口7万5千人のまちづくりを目指すとした上で、新たに0歳から6歳の子どもに支援金を支給するほか、農業再生に取り組む考えを示した。

 出口氏は、同市野里の選挙事務所で出陣式。民主党県議や推薦を受ける連合千葉の会長、市議会議長を含む市議らが応援に駆け付けた。

 出口氏は、待機児童の解消やJR長浦、袖ケ浦駅舎の改修、財政改革に取り組んできた2期8年の実績を強調。「今まで進めてきた施策(の効果)を全市内に行き渡らせたい。皆さんの思いを込めて実行に移す」と支持を求めた。椎の森工業団地への企業誘致と雇用創出、東京湾アクアラインを生かした“観光農業”の展開、市民協働のまちづくりを進めると訴えた。

 市長選と同日程で行われる市議補選(欠員2)には新人4氏が立候補した。

 投票は25日午前7時から午後8時まで、市内25カ所で行われる。17日時点の選挙人名簿登録者数は、5万125人(男2万5187人、女2万4938人)。

 ◆袖ケ浦市長選立候補者(届け出順)

 福原 孝彦(59) 無新 自民推薦

 運送会社取締役、袖ケ浦市スキー連盟会長、袖ケ浦市体育協会副会長(元)市議。東海大学政治経済学部卒。下泉。

 ◇公約 首都圏の防災拠点・羽田空港の物流基地・都市圏通勤者のベッドタウン化に向けた都市計画見直し▽市長・副市長・教育長の報酬20%削減▽0~6歳児全員に年間6万円の子育て支援金を支給▽袖ケ浦版「農業再生会議」の設置。

 出口 清(69) 無現(2)

 袖ケ浦市防犯協会会長、袖ケ浦市地域農業再生協議会会長(元)市議。産能短期大学通信教育課程卒。野里。

 ◇公約 (仮称)協働のまちづくり推進条例の制定▽街頭防犯カメラの計画的設置▽特定不妊治療費助成拡大▽産前産後のヘルパー事業創設▽昭和地区への幼保連携施設誘致▽放課後児童クラブの増設▽空き家バンク制度の創設


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