房総通リズム春の観光特集2024

ちばの選挙

1オーバーの少数激戦に 地域活性やまちづくり争点 鴨川市議選告示

 任期満了に伴う鴨川市議選(定数20)は18日告示され、予想された21人が立候補を届け出。定数を1人上回る少数激戦がスタートした。投票は25日行われ、即日開票される。

 立候補したのは現職13、新人8。党派別では自民7、公明1、共産1、無所属12。男女別では男19、女2となっている。

 4月の立候補予定者説明会では定数と同じ20人が出馬意欲を示した。しかし、3年前の県議選、昨年の市長選と無投票選挙が続く中で市議選も無投票となることを問題視する声が噴出。新たな候補擁立や立候補を模索する動きが起こり、選挙戦に突入した。

 各候補は立候補の届け出を済ませると、それぞれ地盤となる地域で第一声。少子高齢化の進む地域の活性化や、福祉・防災が充実したまちづくり、農漁業・観光など基幹産業の発展などを争点に、7日間の舌戦が始まった。

 期日前投票は19~24日に、市役所本庁(午前8時半~午後8時)と天津小湊支所(午前8時半~午後5時)で受け付ける。投票は25日午前7時から午後8時まで、鴨川小学校など市内25カ所で行われ、同日午後9時から市役所4階大会議室で即日開票される。有権者数は5月17日現在、2万9672人(男1万4036人、女1万5636人)。

鴨川市議選立候補者(定数20-立候補21)=届け出順=
大和田悟史 56 不動産管理業 無現(3)
福原三枝子 60 元市職員 公新
川崎 浩之 65 農業 自新
川名 康介 34 経営コンサル 無新
庄司 朋代 53 元司会業 無現(2)
野村 静雄 67 農業 自現(3)
滝口 久夫
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