ちばの選挙

現新三つどもえ戦に 防災対策、子育て支援争点 浦安市長選告示

 任期満了に伴う浦安市長選は19日告示され、5期目を目指す現職の松崎秀樹氏(64)=自民、公明、みんな推薦=、新人で元市議の折本ひとみ氏(56)、市民活動団体代表の巌洋輔氏(28)のいずれも無所属の3候補が立候補し、防災対策や子育て支援策などを争点に、三つどもえの舌戦がスタートした。

 松崎候補は同市北栄4の選挙事務所前で出陣式。国会議員や地方議員も応援に駆け付ける中「東日本大震災の復興事業を来年3月までに8割、今後2年ですべて終えたい」と復興・復旧を最優先に取り組む姿勢をアピール。「今まで以上に強い浦安を再びみんなでつくっていきたい」と述べ、異常気象の増加を踏まえた危機管理体制の見直しにも意欲を示した。

 折本候補はJR京葉線新浦安駅前で第一声。市議らが駆け付ける中、「『長期政権で何が悪い』という人もいるが、今の浦安市政は癒着としがらみの温床。私が“洗濯”します」と、市政刷新と現職候補の多選批判を展開。核家族世帯が多い地域性を踏まえ子育て支援策の充実なども訴え、「住みたい街、住み続けたい街日本一の浦安をつくります」と熱弁を振るった。

 巌候補は東京メトロ東西線浦安駅前で「40年前の人々が漁業権を放棄し、埋め立てを決意したおかげでテーマパークができ浦安が一大観光地になったように、20年後、30年後の未来を少しでも明るくしたい」と主張。「今の市には市民の思いをくみ取って税金を使う姿勢が足りない。子どもたちに何かを残してあげられるよう税金を効率的に使う必要がある」と訴えた。

 投票は26日午前7時~午後8時、堀江幼稚園など市内31カ所で実施され、午後9時から市文化会館で即日開票される。期日前投票は20~25日、市役所など3カ所で受け付ける。

 18日現在の有権者数は12万7572人(男6万2985人、女6万4587人)。

◆浦安市長選立候補者(上から届け出順)

松崎秀樹 (64) 無現(4)自民、公明、みんな推薦

 県市長会副会長、元衆院議員公設秘書、県議、浦安青年会議所理事長。明治大学大学院ガバナンス研究科修士課程修了。美浜3。

 ◇公約 2016年度末までに復旧・復興工事完了▽市街地液状化対策事業の促進▽りんかい線の延伸・乗り入れ▽東西線駅前整備の促進▽少子化対策▽第2庁舎跡地(2ヘクタール)への防災公園整備▽高潮・集中豪雨対策▽第2湾岸道路用地の有効活用

折本ひとみ (56) 無新

 私立保育園長、元市議、浦安シーサイドライオンズクラブ会長。日本女子大文学部卒。今川4。

 ◇公約 東京ディズニーリゾートの集客力で街を活性化▽外国語大学の誘致などによる子どものグローバル化▽東京五輪に合わせた観光客集客▽災害に強い街づくりと液状化の汚名返上▽健康長寿日本一の浦安▽無駄やしがらみを排除し、筋肉質の市役所を目指す

巌 洋輔 (28) 無新

 市民活動団体代表、元飲食店経営。新宿調理師専門学校卒。東野3。

 ◇公約 空き住宅を活用した市営シェアハウス・住宅手当補助▽主要3駅と市役所へのサイクルポート設置▽新たな地域コミュニティーを担う地域SNSの開設▽防災拠点の整備▽元町の再開発▽高齢者の雇用創造▽子育て支援▽不登校・引きこもりへのサポート


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