ちばの選挙

現職、新人の一騎打ち 人口減対策など争点 館山市長選告示

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 任期満了に伴う館山市長選は9日告示され、新人で元千葉テレビ放送営業局長の渡辺正史氏(57)と、現職の金丸謙一氏(65)=2期、自民・公明推薦=の2人が立候補を届け出た。人口減少傾向にある市の活性化などを争点に、一騎打ちの舌戦がスタートした。

 渡辺氏は北条の事務所でで出陣式。政策協定を結ぶ地域政治団体「たてやま21の会」や自民の秋山光章県議、市議会正副議長らが駆けつけた。渡辺氏は甲冑(かっちゅう)姿で支援者を前に「若者に職場をつくろうとこの場に立った。館山を変えるのは今しかない。待ったなし」と意気込み。JR館山駅前の第一声では千葉テレビ時代の人脈を生かしたトップセールス、官民出資による農・漁業法人設立、高齢者の生きがいづくりなどを訴えた。

 金丸氏は長須賀の事務所で出陣式を開いた。自民の浜田靖一衆議院議員や公明の長沢広明参議院議員らが出席した。金丸氏は支援者らに「種をまき育てたものが形になろうとしている。流れをとどめる暇はない」と実績をアピールし行政の継続を強調。災害に強い安全安心で子どもを健やかに育てられるまちづくりを掲げ、子ども医療費拡大や起業支援、学童保育の公設化、九重地区交流拠点整備などの政策を主張しながら市内を遊説した。

 投票は16日午前7時から午後8時まで、市立第3中学校など市内21カ所の投票所で行われ、午後9時から同体育館で即日開票される。期日前投票は10~15日の午前8時半から午後8時まで市役所4号館で受け付ける。9日現在の有権者数は4万1101人(男1万9478人、女2万1623人)。前回投票率は60・22%だった。

◆館山市長選立候補者(上から届け出順)

渡辺正史(57)無新

 元千葉テレビ放送営業局長、営業業務局業務担当局長。大阪芸術大芸術学部放送学科卒。北条。

 ◇公約 災害に強いまちづくり▽民官協働の農業漁業法人創設で高齢者や若者活用▽マリーナ計画▽移住に空き家活用▽集客機能高い施設誘致▽交通網再構築▽出産子育て支援▽中学3年まで医療費無料▽いじめゼロ▽市の女性管理職3割

金丸謙一(65) 無現(2)自民・公明推薦

 安房郡市広域市町村圏事務組合理事長、特定地域振興重要港湾活性化協議会長元市議、学習塾経営、安房高卒。那古。

 ◇公約 生活道路等備費を4年間で総額10億円▽空き家取得の移住者に固定資産税分を3年助成▽中学3年まで医療費無料▽稲周辺地区に食、自然、歴史の交流拠点「里見のさと」整備▽船形バイパス推進▽審議会委員の3割以上を女性に