ちばの選挙

現新の一騎打ちに 人口減対策や医療問題争点 山武市長選告示

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 任期満了に伴う山武市長選が13日告示され、新人で元市議の小川一馬氏(59)と、現職の椎名千収氏(68)=2期、自民・公明推薦=の2人がいずれも無所属で立候補を届け出た。8年前の合併後から課題となっている人口減対策や同市の活性化、医療問題などを争点に一騎打ちの選挙戦がスタートした。投開票は20日。

 小川候補は自ら経営する同市蓮沼の旅館で、市議ら支持者を集め出陣式。「合併して8年。よくなるどころか、後退している状況だ。変わらないという閉塞(へいそく)感が地域にまん延している」と現職の市政運営を批判。「『住みたいまちナンバーワン』を目標に、合併してよかったと実感してもらえるような中身のある市政を目指したい」と強調した。その上で「松尾駅から成田空港まで鉄道を通す。空港無くして市の発展は無いといっても過言ではない」と成田空港と連携した地域活性化策を訴えた。

 連合千葉の推薦も受けた椎名候補は、成東の選挙事務所前で出陣式。駆けつけた県選出国会議員や県議、近隣市町首長や支持者らを前に「(合併から)8年がたち、山武市はようやく一つの形になった。大きく飛躍するため、もう1期、私に山武市政をお任せいただきたい」と合併後2期務めた実績を強調しながら、市政継続を訴えた。医療問題では「市に病院は必要。(さんむ医療センターは)地域の医療、保健、福祉への切れ目のない施策で、しっかりと運営されている」と病院の存続と充実を力説した。

◆山武市長選立候補者(上から届け出順)

 小川一馬(59)無新

 旅館業、市観光協会理事、市商工会総代、県調理師会理事、元市議3期、旧蓮沼村議1期。県立東金商業高卒。蓮沼。

 ◇公約 さんむ医療センターの移転阻止▽6次産業化による農業振興▽海岸や河口周辺の防災・復興の推進▽中学3年生までの医療費無料化▽ごみ袋値下げ▽国・県との連携による道路や橋りょうの整備推進▽高速出入り口周辺の企業誘致

 椎名千収(68)無現(2)自民・公明推薦

 市長、山武郡市環境衛生組合管理者、山武郡市市長会長、元旧成東町長3期。パリ第1大政経人文学部卒、津辺。

 ◇公約 さんむ医療センターの充実(病棟の移転建て替え計画策定)▽松尾に「まちのにぎわいづくり」施設整備▽ゼロ歳児保育の充実▽(仮称)蓮沼タワー整備▽JR成東駅南口再開発▽木戸浜に避難タワー整備▽避難道路の整備