ちばの選挙

現新一騎打ち舌戦突入 初の大網白里市長選 継続か刷新か

 任期満了に伴う大網白里市長選は14日告示され、現職で再選を目指す金坂昌典氏(46)=自民、公明推薦=と、新人で元市議の黒須俊隆氏(47)の、いずれも無所属2人が立候補を届け出た。市長選は2013年1月の市制施行後初めて。現市政の継続か刷新かを問い現職対新人の一騎打ちとなった。投開票日は21日。

 金坂候補は「住みたい・住み続けたいまちづくり」を掲げ選挙戦に臨んだ。同市仏島の選挙事務所で午前10時から出陣式を行い、周辺自治体から首長や議員ら多数が出席した。

 1期目の実績を交えて金坂候補は「この地域には安心して子どもを産める場所がない。4年間で産婦人科医院の誘致を進めていきたい。また、国道の4車線化や圏央道スマートインターチェンジの18年度開通に向け準備しており、新たなまちづくりを視野に入れながら頑張っていきたい。連綿と続く大網白里をしっかり守っていく」とあいさつし、支援を呼び掛けた。

 黒須候補は06年、10年の町長選に続いて、今回の市長選が3度目の首長選となる。「ささえ、ささえられて、素敵に暮らせる街」をスローガンに掲げ、同市大網の選挙事務所で午前10時から出陣式を行った。

 支援者を前に黒須候補は「子どもが安心して生み育てられる町にしなければならない」と述べ、地域の雇用創出と子育て支援の拡充を訴えた。また、情報公開の徹底を公約に掲げ「予算を計画段階から市民に公開し、皆でまちをつくっていく。仕組みを変えることでまちは大きく変わる。今日から変えていこう」と市政刷新を訴えた。

 14日は衆院選投票日で市内19カ所で投票が行われた。市長選投票日は21日で同市は2週続けて選挙が行われる。「国政と市長選は別、影響はない」「忙しい師走、(市長選の)投票率が下がるのでは」など両陣営からは、さまざまな見方の声が聞こえた。

 13日現在の有権者数は4万1969人(男2万730人、女2万1239人)。

◆大網白里市長選立候補者(上から届け出順)

金坂昌典(46) 無現(1)自民・公明推薦

 山武郡市体育協会会長(元)東金青年会議所理事長。県立白里高校(現大網高校)卒。北今泉。

 ◇公約 子育て支援サービスの充実▽通勤・通学者のための大網駅周辺の整備▽農林水産業・商工業の振興▽子どもの居場所づくり▽地域防災体制の強化▽住民本位の市政運営のための職員の意識改革▽循環型の社会づくりの推進

黒須俊隆(47) 無新

 九十九里浜の自然を守る会理事、日中友好協会大網白里支部理事(元)市議。千葉大法経学部卒。仏島。

 ◇公約 徹底した情報公開▽タウンミーティングの定期的開催▽複合型児童館を最優先で建設▽元気な高齢者が活躍できる制度の創設▽大網駅周辺の整備促進▽白里海岸や小中池の観光拠点化▽津波避難道路の整備(狭隘区間の解消)


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