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ちばの選挙

6新人の混戦に審判 船橋市長選あす投開票 大勢判明は午後10時半

 任期満了に伴う船橋市長選は、あす23日に投票が行われ即日開票される。現職引退で16年ぶりに誕生する新市長を目指し、新人6人が熱い舌戦を展開している。人口61万人を誇る“商都・船橋”のかじ取り役を誰に託すのか。市民の審判が下される。大勢判明は午後10時半ごろの見通し。

 市内をくまなく回る計画の西尾候補は、市職員給与10%削減と個人市民税5%減税を掲げ、「しがらみのない自分なら可能」と訴え。「ベイリゾート構想」や東葉高速の新駅設置など都市開発を推進する姿勢。

 次点に敗れた前回市長選の雪辱を誓う野屋敷候補は、「旧態依然とした船橋からの脱却」がテーマ。選挙公報などに自身がモデルのキャラクター「のやっしー」を登場させ、子育て世代に親近感をアピール。

 同じく再挑戦の門田候補は、市役所業務の民間委託推進を主張し「役人天国の船橋を変える」と強い決意。市内にガス・コンバインドサイクル発電所を建設し、安価な電力供給と脱原発を同時に図る政策も。

 現職の後継指名を受ける松戸候補は、高齢化社会に向けた地域包括ケアの整備を訴え。野田佳彦前首相が16、20日に駅前で応援演説を行い、てこ入れ。連合千葉や市議会会派・市民社会ネットの支援も受ける。

 北習志野駅近くに事務所を置く斉藤候補は、待機者の多い保育所や特別養護老人ホームの増設を公約に盛り込む。船橋の財政力の豊かさを指摘し、「ため込みをやめ、市民の暮らしを守る」と主張。

 安藤候補は、市を五つの行政区に分け、5人の副市長を置き、区ごとに市民参加型の予算案づくりを行う独自策を提案。趣味でフルマラソンを走る体力を生かし、自転車に無線マイクを取り付け支持拡大を図る。

◆船橋市長選立候補者(上から届け出順)
西尾憲一(62)無新=維新推薦
 元県議、市議、衆院議員秘書。早稲田大卒

 ◇公約 フィッシャーマンズワーフ整備など船橋ベイリゾート構想▽法華経寺参道を和風モダンの街並みに▽アンデルセン公園の近くに道の駅▽市立看護福祉大学の創設▽サッカー野球場を兼ねた防災公園▽御滝市民センター設置

野屋敷いとこ(62)無新
 市民団体代表元行員。東京学芸大卒

 ◇公約 市長・副市長・特別職などの報酬3割削減▽黒塗り公用車など、市長の特権廃止▽市内の放射能汚染に関する情報の徹底公開と具体的対策▽小児がん早期発見のために小児専門治療を充実▽待機児童の解消▽児童相談所設置

門田正則(66)無新
 看板製作会社役員元市議。久留米大卒

 ◇公約 市民、地元企業などへの委託化推進▽千人の市職員を東北3県の震災自治体へ出向▽脱原発へ市内にガス・コンバインドサイクル発電所建設▽人口100万人都市の社会基盤づくりへ、市内35駅前の再開発事業推進

松戸徹(58)無新=自民、公明、民主推薦
 元副市長、市長公室長、秘書課長。東京理科大卒

 ◇公約 子ども未来会議室設置▽児童相談所の設置▽災害に負けない街づくり▽卸売市場を「食の駅」に▽まちかどミュージックステージ▽三番瀬ワールドミュージアムの建設▽高齢者向け「広報“生き生き”ふなばし」発行

斉藤和子(38)無新=共産推薦
 共産党県委員元高校講師。日本大卒

 ◇公約 国民健康保険料・介護保険料を引き下げ▽特別養護老人ホームを増設▽認可保育園を増やし待機児童ゼロを実現▽消費税増税に反対▽商店街支援の予算を増やし活性化▽東京湾の干潟・三番瀬のラムサール条約登録推進

安藤信宏(56)無新
 介護福祉士元市議会議長。市川学園高卒

 ◇公約 市内を五つの行政ブロックに分け、5人の副市長配置▽区ごとに市民参加型の予算案づくり▽「区広報紙」やインターネットの活用▽市長給与3割削減、賞与5割削減、退職金7割削減▽区民懇談会の開催▽コミュニティーFM開設


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