ちばの選挙

【各党トップに聞く】 既得権と戦う姿勢示す 県組織安定へ、議席獲得を 日本維新の会 西田譲県総支部代表

 -「是々非々」で向き合う安倍政権への評価。

 「評価する点は二つ。テンポ良く金融緩和など経済政策を進めていること。もう一つは外交政策で、米国との信頼回復、フランスとの関係強化、中国に対する一定の距離感-など戦略的に展開している点」

 「経済政策はテンポ良いが、3本目の矢『成長戦略』は見せかけで、株式市場は厳しく反応した。成長戦略は既得権と戦う改革的戦略でなければならず、期待外れだった。維新は既得権と戦う姿勢を示し、公約にも盛り込んだ」

 「国会運営も問題があった。与党は約束した衆院予算委員会開催をほごにした。約束を守らないと『決められない政治』に戻る」

 -参院選の争点は。

 「現政権への期待と不安にどう対応するか。特に漠然とした不安に対し、具体的な指摘と処方せんを示せるかが問われる。予算案への指摘として60年ぶりに修正案を提出し、『財政健全化責任法案』という処方せんも出した。修正案は否決され、法案は議論されなかったが真摯(しんし)に取り組んだ」

 「憲法は、96条の先行改正を支持する。条文の解釈や意味合いを明確にするため、全文を対象にした修正も必要。注意すべきは、一時の感情に流されると改悪になるので、緻密な作業を行うことだ」

 -維新は、公認内定者を2度差し替えた。出遅れを指摘する声もあるが。

 「最初の公認内定から花崎広毅候補の擁立までおよそ2カ月かかった。結党からの歴史という意味で自民党に60年、民主党に15年の遅れはあるが、この2カ月を出遅れとは考えない」

 -千葉選挙区(改選数3)での議席獲得へは。

 「党県組織の安定には参院議員が必要。また、自民が2人公認するのは内輪もめによるもので、県民を混乱させる内輪もめを終わらせるためにも議席を取る」

 「『維新の勢いは下火』の報道もあるが、街頭での手応えは勢いがあり、橋下徹共同代表の従軍慰安婦発言の影響も感じない。党への期待を花崎候補が受け止められるかが鍵だ」


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