ちばの選挙

自民石井氏が先行 逃げ切り狙う民主長浜氏 自み共、3議席目争う ちば参院選 千葉選挙区序盤情勢

 第23回参院選序盤情勢を探る共同通信社の世論調査によると、千葉選挙区(改選数3)では、再選を狙う自民党現職の石井準一氏が先行。民主党は候補者を現職の長浜博行氏1人に絞り、逃げ切りを狙う。最後の3議席目を自民党の豊田俊郎氏、みんなの党の寺田昌弘氏、共産党の寺尾賢氏の3新人で競り合う。ただ調査時点では、まだ半数近い有権者が態度を決めておらず、中盤から終盤にかけて情勢は変化する可能性がある。

 石井氏は強固な組織を引き締め自民支持層の過半数、公明党支持層の4割強を押さえる。民主や日本維新の会の支持層の一部も取り込んだほか、無党派層にも支持拡大を狙う。年代別で見ても各世代で満遍なく支持を得ている。

 長浜氏は引退する東京電力労組出身の加賀谷健氏の票を引き継ぎ、民主支持層の6割を押さえた。無党派層への浸透が課題。

 豊田氏は知名度不足もあり自民支持層の2割に届かず、推薦を受ける公明党の支援に期待を寄せる。

 寺田氏はみんな支持層の7割をまとめたほか、維新の会支持層の一部も取り込む。

 東京都議選の躍進で勢いに乗る共産・寺尾氏は「自共対決」を前面に出し、共産支持層をほぼ固めた。

 維新新人の花崎広毅氏は維新支持層の6割を押さえ、社民党の一部を集めるものの、無党派層に期待した都市部で伸びず、石原慎太郎、橋下徹両共同代表の応援で追い上げを目指す。

 唯一の女性候補、生活の党新人の太田和美氏は生活をほぼ固めたが、女性の取り込みは伸び悩む。無党派層への浸透を図る。

 千葉選挙区への候補者擁立は断念し、長浜氏の支持に回った社民党の支持層は維新や共産、生活に分散している。

 選挙への関心度は「大いに関心がある」が29・5%、「ある程度関心がある」が46・5%で、合わせて76%が「関心がある」と答えた。

◆立候補者(改選数3)=届け出順、敬称略
石井準一(55)自民現(1) 元参国交委員長
長浜博行(54)民主現(1) 元環境相
豊田俊郎(60)自民新公 元八千代市長
寺尾賢(37)共産新 党県委員
太田和美(33)生活新 元衆院議員
松島弘典(56)諸派新 幸福実現党役員
寺田昌弘(45)みん新 弁護士
花崎広毅(36)維新新 元県議
渡辺裕一(58)諸派新 新風県幹事


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