ちばの選挙

異例の3人推薦 習志野市長選で自民県連

 任期満了に伴う習志野市長選(4月17日告示、同24日投開票)で、自民党県連が3候補を推薦したことが30日、分かった。“唯一のイス”を争う首長選で、同一政党が複数の候補を推薦するのは極めて異例。5期を務めた荒木勇市長の引退に伴い、跡目を狙う保守系陣営の思惑が交錯しており、1日に告示される県議選同市選挙区にも影響を及ぼしそうだ。

 同市長選には元市議の藤本一磨氏(45)、市議の宮本泰介氏(38)、県議の布施健太郎氏(39)=民主推薦、元市議の鴨哲登志氏(63)、市議の三浦邦雄氏(66)の5氏が立候補を表明している。

 推薦を受けたのは藤本氏、宮本氏、三浦氏の3人。3氏からの推薦申請を受け自民党県連は選対会議で協議していたが、「1人に絞り込むべき」「だれも推薦すべきではない」といった意見で折り合いがつかず、県連会長と幹事長、選対委員長の3役に判断を一任。今月23日になって「3人を推薦する」ことで一致した。

 市長選に自民推薦候補が3人という異例の事態に、同県連の石井準一選対委員長は「県連内で調整がとれず有権者に分かりづらい結果になった。地元支部の体制にも問題があった」と説明している。


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