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ちばの選挙

税収増めぐり主張の違い鮮明 公開討論会で2氏論戦 我孫子市長選

 任期満了に伴い、16日告示、23日投開票される我孫子市長選に向け、市民団体は10日夜、同市内で公開討論会を開いた。立候補を予定する現職の星野順一郎市長(53)=1期=と、新人で同市議の坂巻宗男氏(40)が出席し、街づくりの方向性で論戦。争点になりつつある市の基本構想見直しの是非に議論が集中し、「土地利用の規制緩和へ一部改定し、財源確保のため企業誘致する」(星野氏)、「自然環境を守るには構想見直しの必要はなく、住宅政策充実で税収増を図る」(坂巻氏)などと対立点を鮮明にした。

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 討論会を開催したのは、「2011年我孫子市長選公開討論会を開く市民の会」。約300人の市民を前に、新保美恵子代表が「立候補予定者の人柄、政策の違いなどを見極めてほしい」などとあいさつした。

 討論会では主催者が用意した「行財政改革」「産業振興策」「少子高齢化対策」「市民の市政参画」などのテーマに沿って両者が政策・方針を主張。

 星野氏は、数値を示して4年間の行財政改革の実績を強調しながらも「歳出削減には限界がある。子どもや高齢者を守る施策を行うには財源が必要で、企業立地しやすい環境づくりをして固定資産税増収、雇用の確保などにつなげたい」などと述べた。

 坂巻氏は、「農地や樹林地、手賀沼など豊かな自然に囲まれた街が我孫子。基本構想を見直せば我孫子が消滅する」と警告。財源対策には「住宅政策に力を入れ、『農ある暮らし』をPRし税収確保に努める。B級グルメや特産品の開発も進める」などとした。


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