【うずしお高校浄瑠璃部】(293) ドリアン助川・作 茂苅恵・画

  ◆第八章 再会(十八)

 圭介が目を開けると、病院のリノリウムの廊下があった。さつきは隣の椅子に座り、圭介の腕に手を添えてくれていた。祖母が担ぎこまれた集中治療室の前で夜を明かそうと ・・・

【残り 808文字、写真 1 枚】



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