山形新聞、DXで業務改善へ NTT東と初の連携協定

連携協定書を手にする山形新聞社の寒河江浩二社長(左)とNTT東日本の渡会俊輔山形支店長=19日午後、山形市

 山形新聞社は19日、デジタル技術を活用した事業変革「デジタルトランスフォーメーション(DX)」の導入で、業務効率化や新たな時代に対応した人材の育成を図るため、NTT東日本山形支店と連携協定を締結した。NTT東が新聞社とDXに関する協定を結ぶのは初めて。

 両社は取材や記事執筆、編集などDX化が難しい新聞業務の課題を洗い出し、ニュース発信までの作業削減に取り組む。全部局で、新型コロナウイルス禍で課題となったテレワークの推進を目指す。

 また、多様化するメディアに対応し、動画の撮影、編集、配信もこなす「新しい記者」やデジタル人材の育成も進める。


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