2022年8月18日 10:31 | 無料公開
【ワシントン共同】米通商代表部(USTR)は17日、台湾と経済分野の連携を強化するための協議体「21世紀の貿易のための米台イニシアチブ」で、貿易円滑化や農業など、それぞれの協議分野について交渉を始めることで合意したと発表した。「秋の早い時期」に1回目の交渉会合を開くとしている。
協議体は6月に発足し、すでに協議の工程などを話し合う初会合を開いている。台湾はインド太平洋経済枠組み(IPEF)への参加を希望していたが、実現していない。協議体の交渉分野はIPEFと重なっており、代替する位置付けとみられている。関税の削減は協議しない見通しだ。