2022年8月17日 05:49 | 無料公開
ニューヨーク証券取引所
【ニューヨーク共同】16日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は5営業日続伸し、前日比239・57ドル高の3万4152・01ドルと4月下旬以来、約4カ月ぶりの高値で取引を終えた。節目の3万4000ドルを回復したのは約3カ月ぶり。米景気後退への懸念が和らぎ、買い注文が優勢となった。
ともに市場予想を上回る四半期決算を発表した小売りのウォルマートと住宅用品販売のホーム・デポが急上昇し、投資家心理が改善した。一方、米長期金利の上昇を背景に割高感が意識されたIT株が売られたのが相場の重しとなった。