東証、午前終値は2万8830円 米インフレ懸念後退で買い

 週明け15日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続伸した。前週末12日の米国株式相場がインフレ加速への懸念後退を受けて堅調だった流れを引き継ぎ、朝方から買い注文が優勢だった。上げ幅は一時300円を超えた。

 午前終値は前週末終値比283円92銭高の2万8830円90銭。東証株価指数(TOPIX)は10・04ポイント高の1983・22。

 前週末12日の米ダウ工業株30種平均は続伸した。7月の米輸入物価指数が前月より1・4%下げたことで、インフレによる消費減退への警戒感が弱まった。ハイテク株主体のナスダック総合指数も反発した。


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