2022年8月14日 18:49 | 無料公開
「鳥取しゃんしゃん祭」で、色鮮やかな傘を手に踊りを披露する参加者たち＝１４日午後、鳥取市
色鮮やかな傘がシャンシャンと鈴の音を響かせて鳥取の夏を彩る「鳥取しゃんしゃん祭」のメインイベント「一斉傘踊り」が１４日、鳥取市で開催された。新型コロナの影響で２０２０年から中止や無観客となっていたが、３年ぶりに観客が入った。
午後４時過ぎ、法被や浴衣姿の約９５０人の参加者らが「連」と呼ばれるグループに分かれて踊り始めた。金銀の短冊と、鮮やかな赤と青で彩られた傘で踊ると、鈴の音が雰囲気を盛り上げた。
感染対策で本来の市街地ではなく陸上競技場で開かれ、かけ声も禁止だったが、振興会副会長西垣豪さんは「少しでも観客を入れて開催できてありがたい」と喜んだ。
