台風8号、お盆休み直撃 静岡から関東縦断、大雨

台風8号の予想進路(14日0時現在)

 日本の南海上を進んでいた台風8号は13日午後5時半ごろ、静岡県の伊豆半島に上陸した。関東甲信を進み、14日未明にも日本の東海上へ抜ける見通し。静岡県では強風で1人がけがをし、大雨で土砂崩れが発生。新幹線の遅れや飛行機の欠航があり、お盆で帰省する人らに影響した。

 東京都の伊豆諸島北部で13日夜、線状降水帯が発生したとして、気象庁は顕著な大雨情報を発表。大島では1時間に84・5ミリの猛烈な雨が降った。

 気象庁によると、台風は14日午前0時現在、水戸市の東約90キロを時速約40キロで東北東へ進んだ。中心付近の最大風速20メートル、最大瞬間風速は30メートル。


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