2022年8月13日 16:43 | 無料公開
爆発後のベラルーシのジャブロフカ飛行場=12日(マクサー・テクノロジーズ提供、ロイター=共同)
【キーウ共同】ロシアが強制編入したウクライナ南部クリミア半島のサキ航空基地で9日に起きた爆発に関し、ウクライナのゲラシチェンコ内相顧問は12日、ロシア軍の操縦士や技術者ら60人が死亡、100人が負傷したとの分析を明らかにした。ニューヨーク・タイムズ電子版が伝えた。事実なら、死者1人とするロシア側の主張と異なり、ロシア軍には大きな打撃だ。
ウクライナメディアなどは、ロシア軍が攻撃拠点としているベラルーシ南東部ゴメリ州のジャブロフカ飛行場付近でも11日未明に複数の爆発があったと報じた。ウクライナの特殊部隊や反ロ勢力が奇襲作戦を活発化させている可能性がある。