徳島で阿波おどり前夜祭 新型コロナ対策講じ開幕へ

前夜祭で披露された「阿波おどり」の演舞=11日午後、徳島市

 徳島の夏の風物詩「阿波おどり」が12日に開幕するのに先立ち、徳島市内のホールで11日、前夜祭が行われた。選抜された踊り子たちは新型コロナウイルスの感染対策を取りながら、舞台上でしなやかな女踊りと迫力ある男踊りを披露した。

 市内の「アスティとくしま」に、34ある地元の有力な踊り手グループ(有名連)から選抜された約480人が登場。色鮮やかな浴衣姿で、太鼓や笛の鳴り物、「ヤットサー」のかけ声が響いた。

 感染対策として透明のマウスシールドを着けて踊る人の姿も。観覧席では、マスクを着用し、手指消毒を済ませた観客が、写真を撮ったり拍手を送ったりしていた。


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