中国の新車販売台数30%増 回復基調続き、7月では最高

 【北京共同】中国自動車工業協会が11日発表した7月の新車販売台数は前年同月比29・7%増の242万台だった。新型コロナウイルスの影響による打撃からの回復基調が続き、2カ月連続で前年実績を上回った。7月としては過去最高を記録した。減税など中国政府による購入支援策も追い風となった。

 内訳は、乗用車が40・0%増の217万4千台で、セダンとスポーツタイプ多目的車(SUV)がけん引した。一方、商用車は21・5%減と、排ガス規制の影響で苦戦が続いた。

 電気自動車(EV)など「新エネルギー車」は、約2・2倍の59万3千台と高い伸びを維持した。


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