2022年7月1日 17:42 | 無料公開
【ロンドン共同】国際サッカー連盟は1日、W杯カタール大会でオフサイドの判定を補助するために映像や人工知能(AI)を用いた最新技術を導入すると発表した。前回ロシア大会で採用したVARとともに判定の精度とスピードを上げることを目的とする。
新技術は「セミ・オートメーテッド・オフサイド・テクノロジー」と呼ばれ、12個の専用カメラでボールや選手の手足の動きを細かく追尾する。加えてW杯公式球に埋め込んだセンサーが蹴られた瞬間を検知。収集したデータを組み合わせた上でAIを用い、選手がオフサイドの位置でボールを受けた場合は映像担当の審判員に自動的に通知される仕組みだ。