モルヒネ100倍処方疑い 患者死亡、医師ら書類送検

警視庁

 東京都小平市の男性患者=当時(93)=に昨年2月、必要量の100倍に当たるモルヒネが含まれる飲み薬を誤って処方し死亡させたとして、警視庁が業務上過失致死の疑いで40代の女性医師と60代の女性薬剤師を書類送検していたことが29日、捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、書類送検容疑は昨年2月、息苦しさを訴えて受診した男性に対し、電子カルテの入力を誤り、必要な量の100倍に当たるモルヒネを処方し死亡させた疑い。

 男性は心臓に持病があったといい、薬の中毒で1週間後に死亡した。


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