2022年6月28日 10:52 | 無料公開
里見香奈女流四冠
日本将棋連盟は28日、里見香奈女流四冠(30)がプロ棋士編入試験を受験すると発表した。里見女流四冠は5月27日の公式戦に勝利し、女性で初めて編入試験を受ける資格を獲得。これまで棋士は男性しかおらず、女流棋界の第一人者が女性初の棋士を目指すことになった。
6月24日に受験を申し込み、連盟が受理。里見女流四冠は「全力を尽くしますので、静かに見守っていただけると幸いです」とのコメントを出した。記者会見は7月6日に行われる。
試験は新人の棋士5人と対戦、3勝すれば棋士となる。8月から1カ月に1対局行われ、第1局は4月にプロとなった徳田拳士四段(24)に決まった。