「穀物輸出停滞に責任ない」 プーチン大統領

 ロシアのプーチン大統領は27日、オーストリアのネハンマー首相と電話会談し、ウクライナ南部の黒海やアゾフ海の港からの穀物輸出が停滞している問題について、ロシアの責任を指摘するのは根拠がないと強調した。ロシア大統領府が発表した。

 プーチン氏は、設置された機雷をウクライナが除去することが必要だと主張。停戦交渉を意図的に長引かせているとウクライナを批判した。

 ウクライナはロシアと並ぶ世界有数の穀物輸出国。ロシアの侵攻により黒海などからの輸出が滞り、小麦などの価格が高騰している。(共同)


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