部活動のマスク着用基準を例示 山梨知事、競技ごとに対策

 山梨県の長崎幸太郎知事は27日、中学、高校の運動部でのマスク着用に要、不要の基準を示した。距離が確保できる屋外の他、屋内でも距離があり会話がない場合は着用不要とした。さらにサッカーなど種目ごとに新型コロナウイルス感染対策のガイドラインを例示した。

 バスケットボールなど37種類の競技で「日常の部活動」「交流活動・各種大会」の場合にそれぞれ、距離の確保や人数制限の留意点を示した。例えば柔道では、試合時間を3分に短縮するなどと具体的に言及した。

 距離が十分確保できない屋内の活動は、手洗いなど複数の対策を条件にマスクは外すことも可能で、必要最小限とした。


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